木と暮らしの制作所

moricara / TABLE

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SUMMARY

一枚板ハギのテーブル

直径30cmほどの丸太から作られる「耳付きの一枚板」
色目や木目を見極め、数枚の板をはぎ合わせて制作するテーブルです。きめ細やかな表情や板目ならではの個性、そして赤太と白太の色のコントラストの美しさ。景色が写り込むとても滑らかな天板は使う程暮らしになじみ、色も雰囲気も深みを増してくるはずです。

ご要望を伺いながら

私たちはお客様の名前と希望を伺って制作に取り掛かります。その時に希望の材料が無ければ少しお待ちいただくこともありますが、出来るだけたくさんの材料在庫をご用意し対応出来るようにしています。また、どんなものが来るのか不安という方には一部在庫をご用意して写真を見て判断していただけるようにしています。ただしほとんどの方が在庫からでは無く新規オーダーでご注文いただきます。家具店の方からは「どんな子がうちに来るのかしら」と楽しみにしてくださっている方が多いと伺っています。私たちも嫁がせるような気持ちで家具を製作しておりますので楽しみにしていただけますと幸いです。

詳細

樹種 山桜・栗・クルミ
サイズ オーダー 厚み30mm
塗装 オイル・浸透系ウレタン・被膜系ウレタン
形状 耳あり 耳なし
面取り カド角 カド丸
面形状 ストレート 丸面 舟底面
オイル・浸透系ウレタンはご自宅でのメンテナンスが可能です。

STORY

国産広葉樹のインフラをつくる

戦後の戦後の木材難から国産の木が使われなくなり、多くの製材所は輸入材料を製材するために海岸線に集まり、多くの地域において日本の森の木を使うシステムそのものがとまっています。飛騨地域には家具産業が残っていたため今もなお製材所などが点在してくれています。そして近くの森には美しい木がたくさん育っています。

ほとんどの広葉樹が、製紙材料・枕木・薪・特産林産物(きのこ)の生産・熱利用(バイオマス発電)といったものに使われ、家具材料とて使われる広葉樹はほんの一握りしかありません。国土の67%が森林であるにほんの資源を家具材料として使っていくための流れをつくる。

どうしたら飛騨の森の木を家具として流通させることが出来るのか。
どうにか魅力を伝えられる家具を作ることが出来ないか。
試行錯誤の末にmoricaraが生まれました。大型の量販店で販売されるような均一な家具ではありません。節もあれば色味の違いもあります。にほんの森の木を使うことに対する理解、一点一点異なる個性を持っていることに対する理解を示していただいた一部の家具店のみなさんと共に全国で販売してます。