木と暮らしの制作所

森は宝の山

森は宝の山

森は宝の山

夏休み、小・中学生向けの森や木にまつわるワークショップを開催します。

イベント概要

詳細

開催日時 2023年8月6日 日曜日
場所   桜野公園(岐阜県高山市国府町広瀬町510−1)
対象   小中学生
参加費  無料(予約優先
WS   ◼︎小枝のスプーン(5年生以上)
      10,13時 スタート
      各回5名 2時間
     ◼︎クルミの樹皮ブローチ
      10,11,13,14時 スタート
                  各回5名 1時間
     ◼︎草木染のハンカチ
      10,13時 スタート
                  各回10名 2時間

【30分前より受付開始、WSスタート時に全体共通のツアーを開催いたします。】

所要時間はツアーを含む時間です。
ツアーは20分ほどを予定、保護者の皆様もぜひご参加ください。
雨天時は桜野公園向かいにある木と暮らしの制作所の工房内での開催となります。
本イベントは高山市の後援を頂き、緑化推進委員会の助成金を活用しております。
時間が重なっていなければ複数のWSを体験いただけます。
イベント保険に加入しております。

開催にあたり

エネルギーが石油や電気になる以前は多くの人が日常的に森と関わる暮らしをしていました。家を建てるために木を育て、熱材料として薪や炭を準備して料理を作りお風呂を沸かす。ツルや樹皮で道具をつくり、木の実や山菜を採集する。今では日常的に森へ出入りするような暮らし方ではなくなり、山や森を持っているかたのなかには森を持っていることを負担に思う方も増えているようです。

しかし、森と距離があるように感じる現在でも私たちは「森」と密接に関わりながら生活しています。家具や家はもちろんですが、紙、線路の枕木、お札はミツマタという木の樹皮から出来ています。スーパーに売られているキノコも木で育てられています。間接的な所では、森は豊かな水を与えてくれ、その水のおかげでおいしいお米が育ちます。


私は林業関係者や森林ガイドの方とお話したり、里山で暮らす山主さんとお話する機会が増え、様々な角度森と関わるなかで森と暮らしのかかわり方を知り「森は宝の山」と思うようになりました。ワークショップの前には少しだけお時間を頂き、上に書いたようなことをお話しながら森の現状を知るツアーも開催させていただきます。ワークショップで暮らしを彩るアイテムをつくりながら、木の持つ魅力を知り、森と暮らしのかかわりを知っていただく機会にしていただければ幸いです。

小枝のスプーンづくり(5年生以上)

岐阜県森林文化アカデミーの学生さんが今回の先生をしてくれます。枝を割って・削って・磨いて!小枝からオリジナルスプーンを作ります!樹皮が残った個性的なスプーン。どんな形に仕上げるのかは木を見ながら決めていきます。

刃物を扱うため、5年生以上の参加としておりますが、少し難しい作業は先生と一緒につくるので、ご安心ください!

小枝のスプーン 10,13時 スタート 各回5名 2時間

クルミの樹皮ブローチ

白川村より「お山からこんにちわ」のまめちゃんこと大豆村沙里さんが先生としてきてくれます!リボンのようにカットした胡桃の樹皮を使い、お花の形のブローチをつくります。早い方だと15分ほどで完成!低学年のお子さんも保護者の方とぜひご参加ください。  大人もほしくなっちゃうブローチです!

クルミの樹皮ブローチ 10,11,13,14時 スタート 各回5名 1時間

草木染のハンカチ

先生はIROMUなどで草木染に取り組む平澤奈々さん!木を染料にしてお弁当を包むのにもピッタリな大判のハンカチを染めます。栗の木でグレーに桜の木でピンクに、どちらか選んで染めます。希望の方は絞り染めにもできる道具も準備してくれるそうです! 

草木染のハンカチ 10,13時 スタート 各回10名 2時間

3種のワークショップすべてが共通の申し込みフォームとなっております。
上のボタンよりお申し込みください。

緑化推進委員会の助成金を活用したイベントです。
主催 木と暮らしの制作所  後援 高山市
 

書いた人/松原千明