木と暮らしの制作所

HOTA / STOOL

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SUMMARY

森をそのまま家具にする

まるで森の一部を切り出してきたような家具を作りました。
木目や表情を見せるため、デザインは最小限に。細い丸太の中心を捉えて座って頂くため、中央部分に深さ2cmのザグリとも呼ばれるくぼみを作りました。これがあるだけで安定した座り心地になります。

スツールの直径は30cm 高さは42cmと35cmの二種

STORY

カタチに

当たり前ですが、作りたいものがあっても作ることが出来なければカタチになりません。

グリーンウッドターニング(乾燥前の木を旋盤で加工する技法)での家具制作を企画をしたものの制作できる人がみつからず、もやもやする日々。

ある日友人から「製材所に工房を構える面白い人が居るから会ってみない?」と誘われ、工房見学へ。そこには大きなオブジェやアフリカをイメージさせるような彫刻、子供のゆりかごにできそうな大きな器などが所狭しと並べられていました。話を聞くと、どれも生木から製作し、木臼や太鼓を挽く大きな旋盤を使用しているといいます。その場で一緒に仕事をさせてもらえないかお願いしました。

それが村瀬さんとの出会いでした。

DETAIL

サイズφ300 SH420,φ300 SH350
樹種 山桜・栗・クルミ・ケヤキ・コンテツ(コシアブラ)・楢・セン・ハンなど
制作 村瀬恭平